小学部では毎朝、集団学習「なかま」の学習をしています。
小学部みんなで朝の挨拶をしたら、まずはリトミックをします。音楽に合わせて、みんなで歩いたり走ったりします。
次に手遊びや集団遊びをします。この日はみんなでぎゅっと集まって「バスにのって」の歌を楽しみました。
最後にはみんな大好きなバルーンをして楽しんでいます。
「なかま」の活動を通して、子どもたちは集団の中で過ごしていく練習を日々積み重ねています。
高等部全員で卒業生を送る会をしました。卒業生のみなさんに楽しんでもらえる会になるよう、在校生で協力して準備を進めてきました。当日は、お世話になった教育実習生さんにも来てもらいました。
午前はパンケーキ作りに、みんなで仲良くオクラホマミキサー♪パンケーキ作りでは、焼けたパンケーキにバナナやいちご、生クリームなど好きなようにトッピングしてみんなで美味しくいただきました。オクラホマミキサーでは、体育の時間に一度練習をしていたので、振付はばっちり!みんなで円になり、音楽に合わせて楽しく踊ることが出来ました。
午後は、スクリーンを使って大画面でマリオカート!4人対戦で順番に行い、白熱した対戦を繰り広げていました。
最後は思い出を振り返りムービーをみんなで鑑賞し、在校生から卒業生へプレゼント渡しをしました。手紙を渡す人や、寂しい気持ちから泣いてしまう人も...。とても素敵な卒業生を送る会になりました。
津市にあるhair salon REtticeで美容師をされている下村颯さん・満月さんに講師として来ていただき、様々な身だしなみの整え方を教えていただきました。男子は眉毛や髭、髪の整え方、女子はスキンケアやメイクの仕方を教えていただきました。
男子は、眉毛の角度で自分の顔の表情が相手にどう伝わるのか教えてもらったり、ドライヤーを使った寝ぐせの直し方などを体験したりしながら学びました。女子は、メイクをする前のスキンケアや、メイクの手順を教えてもらいながら実際に自分たちでメイクをしていきました。子どもたちは、普段と違う自分の姿を鏡で見て、とても嬉しそうでした。
2月4日~7日の4日間,グループ生単を行いました。普段はクラスの友だちと生単の授業をすることが多いですが,3つにグループ分けをして異学年の友だちと一緒に活動を行いました。
1グループは,ビニル袋を使って風遊びをしました。箱の中からたくさんのビニル袋を取り出したり,送風機から噴き出す風の力を使って天井まで飛ばしたりして遊びました。何度も何度も繰り返してビニル袋を飛ばそうとしたり,舞い上がる袋をじっと目で追ったり,それぞれが風やビニル袋と関わりながら活動に参加することができました。
2グループは,トントン相撲ともぐらたたきをして遊びました。トントン相撲では,自分の出番になると前へ出て活動に参加しにいこうとしたり,何度もレバーを叩いて力士を倒そうとしたりする姿が見られました。また,行司役の子は軍配を手に持ち「はっけい,のこった」と合図を出してくれました。もぐらたたきでは,ピコピコハンマーを手に持ち,穴にはめられたボールをめがけて叩きました。全部なくなるまで狙いを定めて何度も叩き,自分の分が終わったら隣の友だちの助っ人をする姿もありました。
3グループは,友達や先生の顔写真を使った神経衰弱遊びをしました。2人組になって「せーの!」のかけ声に合わせてカードをめくりましたが,カードの位置を覚えるのがなかなか難しく,外れて「くやしい」という場面や,見事引き当てて「やったー!」という喜びの声をあげたり,引き当てた友だちに「すごい」「やったね」と声をかけたり等,盛り上がりを見せました。
同じ小学部の仲間として休み時間に同じ場所で過ごしたり,一緒に遊んだりしています。授業の活動を通して仲間と関わる経験も,今後大切にしていきたいと思います。
令和7年1月8日(水)に3学期始業式をひまわり棟にて行いました。年始のあいさつをみんなで行い,
2025年最初の始業式を始めました。校長先生からは,子どもたちに向けて日常のあいさつの大切さについて話がありました。
あいさつは人と人をつなぐものです。先生や友だちと毎日あいさつをすることで,周りとの関係がつながっていきます。
あいさつをして相手からあいさつが返ってくると誰でも気持ちいいですよね。
言葉でのあいさつに限らず,手と手でタッチをしたり,会釈をしたり,目を合わせたりすることも,相手と心を通じ合わせる立派なあいさつです。
子どもたちが自立して社会に参加をしていくうえでも,とても大切な力です。少しずつ意識して,自分からあいさつができるようになっていけるといいですね。
3学期は,卒業生39日,在校生47日の登校となります。高Cの子どもたちにとっては,学校生活が残りわずかとなっています。また子どもたちにとっては,
今の学年で過ごすのもわずかです。一日一日の日々を大切にして,楽しい思い出をたくさん作れるように過ごしていきたいと思います。
将来の社会スキルに繋げる学習として,11月・12月と小学部の各クラスで『社会生活』の授業を行いました。
1組は電車の利用をしました。近鉄江戸橋駅から南が丘駅までの区間を乗りました。改札機に切符を入れたり電車に乗ったりする際,少し緊張気味の子もいましたが,回数を重ねる毎に慣れてきて,車窓の景色を眺めたり,ホームにやってくるいろいろな電車に手を振ったりなど楽しむ様子が見られました。
2組はレストランを利用しました。自分が食べたいメニューを選び,タッチパネルで注文する事前学習を行いました。実際の注文用パネルでも,打ち込む数字を先生と一緒に確認しながらボタンを押すことができました。レストランでは料理が提供されるまで待ち時間がありましたが,みんな落ち着いて過ごし,美味しいご飯を食べました。「美味しいね。」「また来たいね。」と,成功体験を積むことができました。
3組は電車に乗って四日市駅へ行き,マクドナルドで注文する経験をしました。小学部でのこれまでの経験の積み重ねもあり,落ち着いて電車を利用することができました。また生単の授業で事前に練習したこともあり,レジや液晶画面での注文をスムーズにすることができました。
いろいろな施設を利用する中で,時代の流れとともに機械化やキャッシュレス化など,これまでの形態からどんどん変化していますが,それに合わせて学習の内容も日々アップデートしていくことで,子どもたちの将来のスキルに繋がっていくといいなと思います。
12月20日(金)に2学期終業式をひまわり棟にて行いました。インフルエンザ等の感染対策のため,換気を行いながら短時間ではありましたが,全学部で2024年の締めくくりを行うことができました。校長先生の話に続き,生活安全部から冬休みの生活について,ポイントを絞って子どもたちに伝えました。冬休み中には,新しい年2025年を迎えます。子どもたちにとっても,保護者の皆さま方にとってもよいお年を迎えられることを心より願っています。
「社会生活」として、公共施設の利用に必要なマナーやルールを学ぶことを目的に、三重県立美術館へ行きました。いくつかのグループに分かれ、様々な絵画や彫刻等の展示物を鑑賞しました。子どもたちは、事前に学校で『静かに歩く』や『展示物にはさわらない』などの公共施設でのマナーやルールを確認したことで、意識をして行動する姿が見られました。
中々見ることのできないたくさんの作品に触れる事ができ、まさに"芸術の秋"を感じることが出来ました。
11月2日(土)学校祭を行いました。学校祭委員の生徒が司会をしながら、学校祭の歌を歌ったり,各学部で舞台発表をしたりしました。
小学部は,「音楽発表」をしました。
『山の音楽家』『どんないろがすき』に合わせて,歌をうたったり楽器を鳴らしたりしました。楽しい音楽発表となりました。
中学部は,「友だちを遊びに誘う時には...」という題名で劇をしました。
友だちを遊びに誘う時の適切な方法をスーパーマリオのキャラクターになって発表しました。一人ひとりが自分の役割を果たしながら,楽しく発表することができました。
高等部は,「ふぞく和太鼓 2024」をしました。練習の成果を発揮し,みんなで協力して発表することができました。
会議室では,今年度制作した美術作品の展示をしました。
中学部・高等部の作業製品販売では,それぞれの班が一生懸命作ったものをたくさんの方々に買っていただきました。ありがとうございました。また,今年度も昨年度に引き続き本校の卒業生の就労先である作業所に製品の販売に来ていただきました。
みんなで協力して楽しい学校祭にすることができました。