9月の読み聞かせ その2
13日(金)『だいじょうぶ だいじょうぶ』
いとうひろし 作・絵 講談社
小さな男の子が成長する過程で、病気や事故、お友達関係など、いろいろな不安に出会うたび、おじいさんの「だいじょうぶ だいじょうぶ」という言葉に励まされて乗り越えていきます。
そして、世の中悪いことばかりじゃない、もっといろいろなものに出会いたいと希望を持つようになります。
そうして大きくなった男の子は「今度はぼくの番」と年をとって入院しているおじいさんの手を握り、「だいじょうぶ だいじょうぶ」とおじいさんを励ますお話です。
16日は敬老の日なので、このお話を読みました。
ほのぼのと心温まるお話に、少しでも子どもたちが心を寄せてくれるとうれしいです。
17日(火)『おしゃれなおたまじゃくし』
さくらともこ 作 塩田 守男 絵
みんなのすてきな服を見て、おたまじゃくしたちもきれいな服が着てみたくなり、うさぎのようふく屋さんに服を作ってもらう話です。
おたまじゃくしは大きくなるにつれて手足が出て、しっぽがなくなりカエルになってしまうので、ようふく作りが大変でした。
そんなうさぎさんの気持ちにおたまじゃくしさんたちも、お礼にうたをうたいました。
この本を聞いて、お礼を言える子になってほしいなぁ・・・と思い、読みました。
『うしろにいるの だあれ』 ふくだ としお 作
1ページめくるごとに 子どもたちから声があがり、図書室は楽しいムードになりました。
物語の最後に「そういうことだったんだ!」とわかるストーリーでおもしろかったです。
『ポポくんのミックスジュース』 ふくだとしお+あきこ 作・絵
ポポくんがおじいちゃんからもらったオレンジを、みんなにおすそ分け。その代わりに、みんなからもらったいろんな食べ物を使って、ミックスジュースを作るお話です。
ミックスジュースを作る過程では、次はどんなジュースができるんだろう?と子どもたちは興味を示してくれていました。