4年生学年活動報告 10月25日(木)
題「給食試食会と環境エネルギー教室」
4年生の学年活動は、約50名の保護者と共に
午前中・給食試食会、午後から『環境エネルギー教室』を開催致しました。
この日の献立は、子ども達の人気メニュー・鮭のレモン蒸し、竹輪のきんぴら、
わかめと玉子と麩のスープ、牛乳、ご飯 でした。
美味しい給食を前に、橋本先生から「給食への先生の思い」を伺いました。
・手作りにこだわって一品一品を作っていること
・必要な栄養が、バランスよく入るように献立を考えていること
・子ども達が季節を感じるようなものを取り入れていること
これらに加え、見えない部分でたくさんの方が子ども達のために心を込めて、
美味しい給食の提供と健やかな成長のために下支えして下さっていることを
実感できました。
「附属の児童は、幸せだなぁ・・」
保護者側も美味しい給食に完食・感謝致しました。
不慣れなもので、ご飯とおかずの器を逆と知らずに盛った写真(苦笑)
午後は、中部電力から3名の講師をお招きして
環境エネルギー「」の学習をしました。
「電気」のつくり方・方法など、クイズ形式や実際に実験機材を用いての
出前実験に子ども達は、興味津々の面持ちでした。
では、実際に電気をつくるのが、どれほど大変なのでしょうか?
自転車式発電機をご持参下さり、各クラスの代表1名がそれに挑戦しました。
「ガンバレ・頑張れ・がんばれー!」
クラス仲間の応援の中、どんなに一生懸命ペダルをこいでも、
小さな豆電球が一瞬「ポチッ」
電気をつくるのは、結構大変なんだあ・・・。
体育館内で、それが周知の事実となった今、次は先生が挑戦です。
まず、先生はみんなの前で小さく「ガッツポーズ」を決め、
大きな期待を背負って、いざ―!
結果は、テレビがスイッチON!に達し、でもパッと消えて終わり。
改めて、いかに電気をつくることが大変かを知りました。
この「電気」ですが、電力の大量産出が同時にたくさんCO2の放出に
つながることにも触れられ、以下のように説明されました。
「今、地球は【CO2】と言う服を着ていて、熱がこもったような状態。
これが温暖化のことで、地球全体に悪い影響を及ぼしています。このまま温暖化が
進めば、砂漠化する地域や国が増えるだけでなく、生態系や世界的な自然環境の変化、
さらには、様々な疫病が蔓延する怖れが出てきます」
これらの問題に携わっている関係者としての「責務」が、
講師の先生達の言葉を通して伝わってきた一面でした。
今回、わかりやすいスライドを交えた説明によって、「地球の温暖化システム」と
「環境問題」という、2大現代社会問題にまで子ども達の関心を
引き延ばしてご配慮頂きました。
――「電気」を大切に使うこと、それが地球を救うことになる――
「みんなで出来る節電」、「エコな暮らし」にまで問題意識を深めていただき、
子ども達ばかりでなく、保護者側にとっても有意義な学級活動会となりました。
ご参加くださいました保護者の皆様、ありがとうございました。
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