【6年生】第6回医学講義を実施しました
6年生では、総合的な学習の時間において、医学や生理学に関連した学習を行っています。
12月18日(水)には、国立病院機構三重病院の長尾みづほ先生をお招きし、第6回医学講義「食物アレルギー治療の最前線:誰にどんな治療がいいのか考えよう」を実施しました。
子どもたちは、先生のお話に真剣に耳を傾け、自分ごととして捉えながら積極的に学んでいる姿が非常に印象的でした。
また、質疑応答の時間も充実しており、多くの気づきや学びが得られました。
以下は、子どもたちの感想の一部です。
・長尾先生の専門知識と豊富な経験に基づいた説明は、食物アレルギーのメカニズムや治療法の最新の進展についての理解を深める助けとなりました。
特に、アレルギーの原因となる食材に対する免疫反応の仕組みや、どのようにして患者が日常生活を送る上での工夫を行っているのかについての具体的な事例が印象に残りました。
先生の話を通じて、食物アレルギーが単なる食事制限に留まらず、患者の生活全体に影響を与える重要な問題であることを再認識しました。
長尾先生の情熱と患者への思いやりが伝わってくる講義であり、教えていただき大変感謝しています。
・僕は今回の講義を通して、医学に「正解」という概念はなく、患者さん一人一人で合っている方法とそうでない方法があり、
最も大切なのは、その患者さんの気持ちや考えを大切にすることだと改めてわかりました。
そして、医学の研究に終わりはなく、これからも研究が続けれられていくのだとわかり、これからの医学の発展に期待し続けたいと思いました。
そして、患者さんが病気について詳しく知り、治療の面での自立を図ることもとても大事だと思い、
これからの日本で、今回の医学講義のように医学について子どもが学習する機会が増えていけばいいなと思いました。

