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本校は、三重大学教育学部の附属学校として76年の歴史を誇る学校で、①地域の中等教育の推進に寄与し、②中等教育に関する先導的な教育研究を行い、③教員養成のための教育実習を実施するという、3つの重要な役割を担っています。
この度、三重大学教育学部では、学部と附属学校・園の連携強化、附属学校・園間の連携強化、各附属学校・園の組織力向上を図るため、令和5年度から組織体制を改編しました。具体的には、「附属学校企画経営室」を新たに設置し、大学教員が室長・副室長の職務にあたることで、学部と附属学校・園の一層の連携を図るとともに、これまでの副校長・副園長の職を廃止し、それぞれ校長・園長として常勤化することで、各学校・園の組織力強化を図ることとしました。
本校では、「つながりあう個」を基本理念に据え、「豊かな創造性とたくましい実践力をもち、生活をきりひらく生徒の育成」を学校教育目標としています。県内各地から集まる生徒は明るく活発で、積極的に学習や学校行事、生徒会活動等に取り組み、日々の活動を通して社会生活に必要な力を着実に蓄えています。
本校の今次研究テーマは「社会の変化に対応できる生徒の育成」とし、「SDGsを核としたカリキュラム・マネジメントの実現」を副題としています。加速度的に変化していく社会に対応できる資質・能力を生徒が身につけられるよう、各教科の学習と総合学習での探求的な学びが往還する取組を目指して研究を進めているところです。
本年11月4日には公開研究会を開催し、これらの研究成果を地域へ発信してまいりますので、是非ご参加いただければ幸甚に存じます。
ものごとの本質を見極め、他者との豊かなコミュニケーションを通して、協働しながら問題解決のできる人づくりを目指して、教職員が一丸となって取り組んでいく所存です。保護者の皆様、同窓会関係各位、地域の皆様のこれまでのご支援・ご協力に感謝いたしますとともに、今後も温かいご支援・ご協力をお願い申し上げます。

三重大学教育学部附属中学校
校長 山口 勉