啓蟄(けいちつ)の日に(3月5日)
6年生何人かと,体育館裏の掃除をしていると,男の子が,「先生,緑のバッタがいる!」と言うのでよく見ると,確かに草むらにクビキリギスがゆっくりと動く姿がありました。
まさしく「啓蟄」です。
このバッタは,成虫で越冬する種類の一つで,春から夏にかけて活発に活動します。
冬眠中なのに、あまりの暖かさに出てきてしまったのですね。
『啓蟄』
二十四節気の一つ。春の暖かさを感じて,冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころ。「啓」には「開く,開放する,夜が明ける」などの意味があり,「蟄」には「冬ごもりのために虫が土の下に隠れる,閉じこもる」という意味がある。
(知恵蔵2013)