5年生 学年活動 10月19日 金曜日
題『昔の人々が使った道具を詳しく見てみよう!』
今年度・5年生学年活動は、三重県埋蔵文化財センターの
長谷川先生・奥田先生・小林先生を講師にお迎えして、
約50人の保護者の方がご参加くださいました。
子ども達が親しみを持てるよう、附属小学校付近で発掘された
下記のものを選定してご出品いただきました。
・納所(のうそ)遺跡‐奈良時代
・峯治城(みねじじょう)跡-中世の遺跡
・位田(いんでん)遺跡-奈良.平安時代
これらを目の前に、見ながら説明してもらうとばかり思っていました。
ところが、「今日は、実際に触ってもらいます」という先生の一声で
「えっ!本当に持ってもいいの?」
子ども達の表情が一気に緩みました。
昔の人が使っていたお皿やお茶碗が、
今の自分たちの使っている物とあまり変わりのないことに驚き、
中には、顔を近づけて匂いを嗅ぐかわいい仕草も・・・。
また、大きい鍋をそっと両手で持ち上げ、
上下に動かして重さを実感していました。
このように遺物を手に「重い」「軽い」と言いながら、
楽しげに友達や先生と話し合っていました。
実のところ、5年生はまだ歴史を学習していないので、
興味を持ってもらえるかどうか心配でした。
しかし、実際に出土品に触れる子ども達の表情から、
歴史的経過のある品々を身近に感じることができ、
社会科の勉強に役立ったのではないかと思います。
短時間ではありましたが、保護者の皆様にも遺物をご覧いただきました。
今日の体験を共有頂き、ご家庭でも歴史についてお話いただければ幸いです。
5年学級委員一同、皆さまのご協力に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
同じ内容の記事を、育友会のコーナーにもアップしています。