修学旅行 第1日目
東名阪自動車道のリフレッシュ工事による渋滞を避けるため、急遽、津なぎさまちからの高速船でのセントレア行きとなりました。
このため、当初の予定より30分も早くに集合となり、一番の高速船は6時に出航でした。
早朝の集合、出発にもかかわらず、保護者の皆様の送りもスムーズで、参加する生徒は全員、元気に出発することができました。
セントレアから那覇空港までの空の旅も快適でしたし、到着した沖縄の空も、梅雨の晴れ間となっていました。
沖縄での活動の最初は3班に分かれてのガマ入壕です。
これまで平和学習として、いろいろと学んできましたし、映画「月桃の花」でも学習したガマへ実際に入り、ガイドさんの説明を受けることにより、実体験できたことは大きな意義があったと思います。
ガマ見学を終えてから、平和祈念公園へと移動しました。
まず、平和祈念堂では、平和学習の集大成としての「平和集会」を開催しました。
講師さんから沖縄戦について実際の話を聞いた後、各クラスの平和宣言をし黙祷、千羽鶴の献納、そして「島唄」の合唱をしました。みんな真剣な顔で合唱し、祈念堂に響き渡っていたため、聞いていたバスガイドさんたちも「感動しました」という感想を述べてみえました。
平和祈念資料館を見学し「平和の礎(いしじ)」の説明を聞くことにより、沖縄での平和学習を締めくくりました。
この後、「首里天楼別邸」で沖縄料理をバイキングで食事しましたが、早朝からの活動により空腹だったようで、すごい勢いでの料理への飛びつきでした。
お腹をいっぱいにして、パシフィックホテル沖縄へ移動し、第1日目の活動を終了、就寝しました。
修学旅行第1日目フォトアルバム
修学旅行 第2日目
第2日は、朝から雨が降っていて、各体験活動ができるのかどうか心配な天気の幕開けでした。
幸い、体験活動への出発時刻になると雨も上がって曇り空となり、全ての体験活動が予定通りできることとなりました。
それぞれの生徒が希望した体験活動に取り組み、お昼に昼食場所の「むら咲村」に集合してきた時には、疲れ切った表情の中にも満足感を持った目をしていました。
ゆっくりと昼食時間をとった後、読谷村役場へ向かい、役場広場で民泊への入村式を行いました。
入村式では、民泊でご協力いただくご家庭の代表者である古波倉さんが、元気いっぱいで大笑いのご挨拶をしてくださいました。
民泊するご家庭との出会いに緊張していた生徒たちは、古波倉さんのご挨拶を聞いて緊張もとけた様子でした。
生徒たちからの出会いの挨拶としては、「島唄」の合唱をプレゼントしました。
読谷村役場の広場という、合唱の声が抜けて小さくなってしまう条件の中での合唱でしたが、素晴らしい合唱で、民泊のご家庭からは「アンコールしたいくらいに素晴らしい」との感想をいただくことができました。
素晴らしい合唱で、民泊のご家庭からは「アンコールしたいくらいに素晴らしい」との感想をいただくことができました。
入村式の後、生徒たちは民泊でお世話になる、それぞれのご家庭へと車で向かいました。
この後、教員が民泊のご家庭を回り、生徒の様子を見に行きましたが、どこのご家庭でも家族の一員として温かい受け入れをしていただいているようで、打ち解けた笑顔が見られました。
修学旅行第2日目フォトアルバム
修学旅行 第3日目
生徒たちが、民泊での「家族」とともに読谷村役場に次々と集まってきます。たった1泊だったにもかかわらず、すっかり「家族の一員」となった生徒もいますし、「読谷村でのお父さんやお母さん」と別れを惜しんでいる生徒もいます。「家族」の弟とはしゃいでいる生徒もいます。民泊を楽しむことができたという満足顔の生徒は、ほとんど全員と言っても過言でかったと思います。とても重要な素晴らしい体験ができたと考えます。
民泊の「退村式」では、民泊の「家族」が前日にリクエストしてみえた「島唄」を合唱しました。島唄の途中で、「家族」から指笛も入り、生徒と「家族」が一体となった合唱でした。合唱が終わる頃には、涙を拭いている「家族」もあり、附属中学校の合唱が「家族」の印象に残るものとなったことがわかりました。
別れを惜しみながら、読谷村役場から首里城公園へと向かい、「守礼の門」の前で記念写真を撮りました。その後、首里城の見学をし、琉球王国時代の様子を学習しました。
沖縄での最後の目的地は「国際通り」です。国際通りでは、グループごとに昼食をとり、買い物をします。生徒たちは、家へのお土産や自分へのお土産を買い求め、国際通りの県庁付近の集合場所に、時間に遅れずに集合することができました。
この日の那覇空港は修学旅行の生徒であふれていて、空港内に入ることができずにバス内での待機もありました。帰路の飛行機は2便に分かれてのフライトです。第1便が出発したときには、第2便の生徒は那覇空港内での最後の買い物時間となりました。第1便の生徒は、第2便が到着するまでセントレアでの買い物です。
修学旅行での混雑のため、第1便は約10分の遅れ、第2便は約30分の遅れで出発しました。この結果、セントレアでの第2便到着は、約1時間の遅れとなってしまいました。
セントレアから学校へはバスで、湾岸自動車道や東名阪自動車道を通り、御在所サービスエリアと亀山ハイウエイオアシスで何人かの生徒とお別れした後、学校へ当初の予定から1時間遅れで20:00に帰着しました。学校へは、たくさんの保護者の方々がお迎えに来ていただいており、帰着した生徒をあたたかく迎えていただきました。この後、津駅と津新町駅を利用する生徒をバスで送り、修学旅行を無事に終えることができました。